ここには、法話における例話として、
- ・浄土真宗聖典
- ・ジャータカ物語
- ・仏教説話
- ・近代説教史料
の中から、いくつかの話材を紹介します。
浄土真宗聖典
- (1) 七子のたとえ
- (2) 劣夫跨驢(れっぷころ)のたとえ
- (3) 尺蠖(しゃっかく)・蚕繭(さんけん)のたとえ
- (4) 毒と薬のたとえ
- (5) 雨の帰する処
- (6) 木の火ばしのたとえ
- (7) 染香人のたとえ
- (8) 千歳の闇室
ジャータカ物語
<ジャータカ物語とは>
『本生経』や『本生譚』といわれるもので、仏の前生における菩薩行が説かれている経典のことです。説話の形式で説かれており、示唆に富むさまざまなエピソードが収められています。
<凡例>
〔J○○○〕とある番号は『本生経』(『南伝大蔵経』28~39巻所収)
に附された経番号です。
<参考文献>
『仏教説話大系4~8 =ジャータカ物語=』(すずき出版刊)
上記『本生経』に収められた547本中から、約200本が抜粋され掲載されています。
仏教説話
経典類に説かれた譬喩や因縁話を紹介します。
近代説教史料
<活用にあたって>
ここでは、近代に刊行された説教史料に見える例話について、その大意を現代語に直して紹介します。
近代は説教が大変充実した時代で、今日でも法話づくりの参考となる例話が豊富に遺されています。ただし、時代的な背景もあり内容によっては現代にそぐわない表現も含まれるため、活用にあたってはその点にご注意ください。