浄土真宗本願寺派総合研究所では、自他共に心豊かに生きることのできる社会の実現に貢献することを目的として、現代社会におけるさまざま な問題を取り上げ、公開講座を開催しております。
2011 年3 月11 日の地震・津波にともなう福島原発事故は、広範囲に被害を及ぼし、多くの住民の生活を一変させました。原子力発電の問題 は、社会全体の課題であると同時に、その社会に生きる私たち一人ひとりの課題でもあり、また念仏者としての宗教的課題でもあります。総合研究所では「あらゆるいのちの尊さ」を視点として、様々な角度から原発問題について学びを深め、どのように向き合うべきかを考えるための学習会を開催いたします。
今回は、近代日本の原子力をめぐる科学技術史および科学技術政策を専門に研究されている原子力問題の第一人者である吉岡斉氏をお招きし、科学技術の観点から原子力発電の問題点について、また政策的な観点から日本におけるエネルギー政策の問題点について、講義していただきます。今後もこのような学習会を継続的に開催する予定です。
公開講座 いま、原子力発電とどのように向き合うか ―東日本大震災による原発事故を契機として―
日 時: | 2014(平成26)年12月9日(火) 13:30 ~ 16:10 |
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会 場: | 聞法会館3階研修室① [アクセス]
京都市下京区堀川通 花屋町上ル柿本町 (西本願寺北側) |
講 師: |
吉岡 斉(よしおか ひとし)氏 1953 年、富山県生れ。科学史家。九州大学教授。東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証 委員会元委員、原子力市民委員会座長。専門は科学技 術史・科学技術政策。 |
定 員: | 100 名 |
参 加 料: | 無料 |
お申し込み: | 郵送・FAX・Web[郵送方法・FAX申込用紙][ネット申込フォーム] |