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ブックレットNo.9
 真宗と言葉
  • 著者: 浄土真宗教学研究所編
  • 刊行年月: 2003/3
  • サイズ: A5判
  • ページ数: 126ページ
  • 価格: 本体600円+税
  • 出版社・取扱者: 本願寺出版社
  •  浄土真宗教学研究所に特設した「宗教と言語」研究部会による2000年度から2001年度までの研究成果を収録。






■教学研究所ブックレットの刊行にあたって   浄土真宗教学研究所長  大峯 顯
■人間と言葉             大峯 顯
  人間と言葉とのつながり
  言葉の三つの次元
  仏の「名号」としての言葉
  真宗学と名号論
■教説と言葉             三谷真澄
  言葉と記号化
  仏典の記号化と脱記号化
  大乗仏教運動と言葉
  真宗伝道と言葉
  脱記号化へ向けて
■仏を表現する            藤丸智雄
  親鸞聖人の言葉から
  阿弥陀仏
  中世キリスト教神学における神
  曇鸞における言葉
■「聖典を読む」ということ      原田宗司
  宗教の言葉には意味がない?
  宗教の言葉には意味がある?
  宗教の言葉の意味とは?
■「聞く」ことと「語る」こと     殿内 恒
  真宗における「聞く」言葉
  「語る」言葉と「聞く」言葉
  真実を「語る」言葉
  真宗の言葉のあり方
■真実の伝道と言葉          相馬一意
  宗教体験・神秘体験
  本来の意味での真宗伝道
  教えは言葉のみでは伝わらぬ
  仏徳讃嘆のこころ
  「信心よろこぶ身」になる
■南無阿弥陀仏から出る言葉      松尾宣昭
  仏教はわかりにくい
  言葉の「意味」が問題なのか?
  如来の問題が聞き届けられていないことが問題
  自力=如来の言葉の人間化
  如来の問題を聞く
■何のための真宗学か         氣多雅子
  真宗学とは何か
  他力の信心をめざす
  宗教体験
  信心と真宗学
■あとがき              大峯 顯