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ブックレットNo.10
 宗教と現代社会
  • 著者: 浄土真宗教学研究所編
  • 刊行年月: 2003/3
  • サイズ: A5判
  • ページ数: 121ページ
  • 価格: 本体600円+税
  • 出版社・取扱者: 本願寺出版社
  •  2000年度・2001年度、浄土真宗教学研究所における「宗教と現代社会」研究部会の構成メンバーによる書。






■教学研究所ブックレットの刊行にあたって    大峯 顯
■浄土真宗における家族             寺川幽芳
  1.親鸞聖人の家族
  2.断ち切られた生家族の絆
  3.「後世」の生き方を求めて
  4.新たな女性観の確立―六角堂の夢告―
  5.現世をすぐべきようは―夫婦の絆―
  6.非僧非俗の生活―在家仏教の真髄―
  7.問われる家族の絆
  8.個人の宗教―心を弘誓の仏地に樹て―
■虐待はなぜ起こる?―仏教に学ぶ親子の関係―  能仁正顕
  1.「キレる」と「虐待」
  2.王舎城の悲劇と現代
  3.王舎城の悲劇にみる親子関係
  4.現代における宗教の役割
  5.縁起と親子関係
  6.縁起の教えに学ぶこと
■小児往生                   普賢保之
  1.日本人の宗教意識
  2.親鸞聖人の死の受けとめ方
  3.蓮如上人の場合(親子ともに念仏者)
  4.親は念仏者で子どもに仏縁がなかった場合
  5.親子ともに仏縁がなかった場合
  6.先哲の小児往生論
  7.水子の問題
     水子の実体
     王舎城の悲劇
■浄土真宗と文化                山田雅教
  1.仏教と日常の文化
  2.最先端の文化の摂取
     宗祖降誕会の始まり
     親鸞聖人の名号と肖像画
  3.浄土真宗と大衆文化
     古浄瑠璃『しんらんき』
     庶民芸能の源泉
  4.寺参りの楽しみ
     能と雅楽とお茶
     蓮如上人時代の法座
  5.真宗寺院と美術品
     「色紙和讃」
     一般寺院の「美術品」
  6.浄土真宗のこころ
     「おかげさんで」のこころ
     現代の若者と感謝のこころ
  7.豊かな真宗文化を
■現代における臨終の問題について
  ―孤独死を通して考える―          堀 祐彰
  1.臨終行儀について
  2.法然聖人における臨終・来迎義の立場について
  3.親鸞聖人における臨終・来迎の立場について
  4.親鸞聖人のご教化に学ぶ
■インターネットと宗教
  ―浄土真宗一般寺院を例として―       寺田憲弘
  1.宗教団体のウェブサイト
  2.寺院のウェブサイトの情報
  3.コンピューターを媒介とするコミュニケーション
  4.現代社会における宗教
  5.電子コミュニティとしての寺院ウェブサイト
■あとがき                   普賢保之