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目 次	０．仏教は誰のためにある？ はじめに ●教義編 コラム（１）（２）（３）（４） ●仏事編 コラム（５）（６）（７）（８） ●歴史・雑学編 コラム（９）（１０）（１１）（１２）

本書は、親鸞聖人の７５０回大遠忌法要を記念して、「現代社会が見失っていたいのちの連携とおかげさまの心を取り戻したい！」との思いより出版された一冊である。仏教を紹介するのにクイズという形を取った理由について、著者は「生活から縁遠くなってしまった感のある仏教を、もう一度、私たちの元に呼び戻したい」と語り、そのため一方的な講釈とならないよう「読者自身も参加して、より身近に仏教を感じてもらいたい」との思いから、三択クイズ形式を採用したという。

最初の問題は「仏教は誰のためにある？」。その答えと解説の中で、仏教本来の目的が「真実に基づいて苦を解決していく教え」であることを確認している。それに引き続いて教義編、仏事編、歴史・雑学編があり、浄土真宗についてのクイズ計１００題が出題されている。クイズの答えと解説を通して、浄土真宗の教えが伝えようとするものが見えてくるであろう。