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ブックレットNo.25 メディアの中の「宗教」
  • 著者: 浄土真宗本願寺派総合研究所編
  • 刊行年月: 2013/11
  • サイズ: A5判
  • ページ数: 140ページ
  • 価格: 本体800円+税
  • 出版社・取扱者: 本願寺出版社
  •  2009年に開催された武蔵野大学仏教文化研究所との共同シンポジウム講演録と、2011年に行った座談会の記録集。研究者、ジャーナリスト、宗教者、それぞれの立場からの問題提起から、現代社会における宗教者のあり方を見つめる。






■平成21年度武蔵野大学仏教文化研究所公開講座
 シンポジウム「宗教とメディア―メディアは、宗教について何を伝えてきたのか―」
   趣旨説明 藤丸智雄
   第1章 発題①「テレビメディアと宗教」石井研士
        ・テレビと宗教
        ・消えていく江原・細木番組
        ・変容する日本人の宗教性
        ・「宗教は大切か」と「宗教団体の信頼度」
        ・1974年の衝撃
        ・オウム真理教事件のその後
        ・江原啓之の登場
        ・テレビの放送基準
        ・若者の宗教
       発題②「新聞メディアと宗教」江田昭道
        ・各分野で目立った宗教関連のニュース
        ・宗教と「報道する価値(ニュース・バリュー)」の関係
        ・ニュース記事から「見える宗教」、「見えない宗教」
        ・ニュースは「宗教」を変化させるのか?
   第2章 パネルディスカッション
          石井研士/江田昭道/西出勇志/ケネス田中
                      <司会>藤丸智雄
        ・「宗教」欄・「こころ」欄のこれまで
        ・ジャーナリズムのあり方と宗教
        ・アメリカにおけるメディアと宗教
        ・日本におけるメディアと宗教
        ・宗教に関する「メディアヒーロー」
■「宗教とメディア」座談会
     石井研士/西出勇志/磯村健太郎
      <司会>藤丸智雄
   ・宗教者の活動を伝える「箱」
   ・地方紙における宗教者の活動への評価の高まり
   ・震災当初の報道における「宗教」
   ・報道されない宗教教団
   ・宗教報道の位置
   ・宗教教団に対する、地域ごとのスタンスの違い
   ・継続的な活動の必要性
   ・宗教団体への拒否感
   ・宗教団体の信頼度とメディア