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ブックレットNo.23
 大切な人を亡くすということ~自死・葬儀・グリーフケアを考える~
  • 著者: 浄土真宗本願寺派総合研究所
  • 刊行年月: 2013/6
  • サイズ: A5判
  • ページ数: 164ページ
  • 価格: 本体800円+税
  • 出版社・取扱者: 本願寺出版社
  •  大切な方を亡くしたご遺族の「別離」にまつわる悲嘆をいかに支えるか。2010年度に開催された公開講演会の記録集。大阪大学名誉教授 鷲田清一(わしだ・きよかず)さん、一般社団法人リヴオン代表 尾角光美(おかく・てるみ)さん、株式会社ジーエスアイ代表取締役 橋爪謙一郎(はしづめ・けんいちろう)さんの講演を収録。






■刊行にあたって   佐々木惠精
■自死対策フォーラム「生きることの支援」
 「他者に支えられる」ということ
   講演 鷲田清一
    1.はじめに―本願寺の思い出―
    2.孤独と貧困
    3.自らいのちを断つということ
    4.日本語の「受け身」が意味するもの
    5.「生きる」こと、「生かされる」こと
    6.存在の意味は他者から与えられる
    7.「死なれる」ということ
    8.死者として「生まれなおす」
    9.他者によって支えられる
■第5回別離の悲しみを考える会
 「聴くことの力」を学ぶ~<ありのまま>を支えるワークショップ~
   講演 尾角光美
    はじめに
    1.尾角光美の足あと
    2.あしなが活動~日本・世界の遺児のケア~
    3.グリーフから希望を
    4.Live onの活動
    質疑応答
 ワークショップ「聴く」ことの力を学ぶ
    1.アイスブレイキング
    2.講義「聴く」ということについて
    3.「聴く」ことの実践
    4.おわりに
■コラム「尾角さんの講演をうけて」
  「聴く」とはどういうことなのか~聴くことの難しさ~  武田慶之
■第6回別離の悲しみを考える会
 グリーフサポートとしての葬儀式
   講演 橋爪謙一郎
    1.グリーフサポートからみた葬儀
    2.生前における宗教者、葬儀社とのつながり
    3.遺族のグリーフにおける向き合い方
    4.グリーフの体験とは
    5.「モーニング」「グリーフサポート」とは
    6.おわりに
 ディスカッション
    1.コメント   野村清治
    2.座談会    橋爪謙一郎/野村清治/藤丸智雄
■巻末資料
  ・困ったときの相談窓口
  ・自死遺族を支える人たち
  ・おすすめの本
■あとがき   野呂靖