- 著者: 浄土真宗本願寺派総合研究所
- 刊行年月: 2013/6
- サイズ: A5判
- ページ数: 164ページ
- 価格: 本体800円+税
- 出版社・取扱者: 本願寺出版社
- 大切な方を亡くしたご遺族の「別離」にまつわる悲嘆をいかに支えるか。2010年度に開催された公開講演会の記録集。大阪大学名誉教授 鷲田清一(わしだ・きよかず)さん、一般社団法人リヴオン代表 尾角光美(おかく・てるみ)さん、株式会社ジーエスアイ代表取締役 橋爪謙一郎(はしづめ・けんいちろう)さんの講演を収録。
目 次 ・ 収 録 内 容 |
■刊行にあたって 佐々木惠精 ■自死対策フォーラム「生きることの支援」 「他者に支えられる」ということ 講演 鷲田清一 1.はじめに―本願寺の思い出― 2.孤独と貧困 3.自らいのちを断つということ 4.日本語の「受け身」が意味するもの 5.「生きる」こと、「生かされる」こと 6.存在の意味は他者から与えられる 7.「死なれる」ということ 8.死者として「生まれなおす」 9.他者によって支えられる ■第5回別離の悲しみを考える会 「聴くことの力」を学ぶ~<ありのまま>を支えるワークショップ~ 講演 尾角光美 はじめに 1.尾角光美の足あと 2.あしなが活動~日本・世界の遺児のケア~ 3.グリーフから希望を 4.Live onの活動 質疑応答 ワークショップ「聴く」ことの力を学ぶ 1.アイスブレイキング 2.講義「聴く」ということについて 3.「聴く」ことの実践 4.おわりに ■コラム「尾角さんの講演をうけて」 「聴く」とはどういうことなのか~聴くことの難しさ~ 武田慶之 ■第6回別離の悲しみを考える会 グリーフサポートとしての葬儀式 講演 橋爪謙一郎 1.グリーフサポートからみた葬儀 2.生前における宗教者、葬儀社とのつながり 3.遺族のグリーフにおける向き合い方 4.グリーフの体験とは 5.「モーニング」「グリーフサポート」とは 6.おわりに ディスカッション 1.コメント 野村清治 2.座談会 橋爪謙一郎/野村清治/藤丸智雄 ■巻末資料 ・困ったときの相談窓口 ・自死遺族を支える人たち ・おすすめの本 ■あとがき 野呂靖 |
---|