- 著者: 浄土真宗教学研究所編
- 刊行年月: 2001/9
- サイズ: A5判
- 出版社・取扱者: 本願寺出版社
- 絶版
- 浄土真宗教学研究所に特設した「環境・生命問題研究部会」による1998年度から1999年度までの研究成果を収録。
目 次 ・ 収 録 内 容 |
■教学研究所ブックレットの刊行にあたって 浄土真宗教学研究所長 大峯 顯 浄土真宗教学研究所前所長 石田慶和 ■生命とは何か 大峯 顯 なぜ命は尊いのか 現代日本人の生命観 尊厳という語の由来 宗教は生命そのものの願望 西田幾太郎の宗教観 生命の自己超越―固体化 生命の自己超越―普遍化 『大無量寿経』における生命 ■生命活動の充実と依存関係 中村尚司 はじめに 自立の困難 循環・多様・関係 二つの方向 依存を深める自立 ■病気とは何か 谷本光男 はじめに 患者になること 望ましい医療を求めて ■出生前診断の周辺 寺澤真琴 出生前診断とは 血清マーカーテスト 血清マーカーテストの問題点 出生前診断の問題点 問われる生命観 まとめ ■生命倫理と真俗二諦 大村英昭 文明と文化 ヒトが人を食う話 菩薩行だからいい………のか? 「闇の煩悩」をサポートする科学文明 ドナーになっても………の論理 道徳的義務としての延命 結びにかえて ■生命の思索―現代世界の根本問題と宗教性の究明 西元和夫 分かっている。何が? 子供は「つくる」のか「うまれる」のか? 人を殺すことは<なぜ>いけないのか? 生死を越えるとはどういうことか? ■あとがき 大峯 顯 |
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