- 著者: 早島鏡正 著/浄土真宗教学研究所編
- 刊行年月: 1990/4
- サイズ: 新書判
- ページ数: 158ページ
- 出版社・取扱者: 本願寺出版社
- 絶版
- 1986年度の布教講会教講、早島鏡正生成による「大無量寿経の現代的意義」の講義録。
目 次 ・ 収 録 内 容 |
■諸仏の出世本懐と正法往 教学するこころ 諸仏の出世本懐 仏々相念の世界 正法に往するということ ■自利・利他の完成者となる 仏とは自利・利他の完成者 唯我独尊の意味 法蔵菩薩の願行と自利利他 「讃仏偈」のこころ 「重誓偈」のこころ 利他は自利である 願心荘厳の浄土 仏事としての称名 有無の見を破す念仏 ■大乗菩薩道と往生浄土 菩薩道は難行である 阿毘跋致をうるということ 信方便の易行 信仏の因縁 信心によるさとりの道 『大経』と『小経』における正定聚不退転 聖人の現生不退説 菩薩は仏国土を建設する 『維摩経』の十七事 仏国土を浄めるという意味 勝鬘夫人の十大受と接受正法 法蔵菩薩の修行徳目 ■聞法性 正法を聞く生活 許されて聞く、信じて聞く 人間に生まれた目的は、正法を聞くに在る わがよき親友とほめたもう 遠く宿縁をよろこぶ 業の相続者から法の相続者へ 仏教は念仏である 『安楽集』を読む 解脱道は往生道である 心清浄道としての浄土門 念仏と念仏者 ■現代人の『大経』 インド思想史上の仏教 仏典編集の本旨 釈尊の業論 『大経』研究の諸問題 ヒンズー社会の反映 中国社会の反映 聖人のご己証 『大経』観の確立 ■参考資料 業・宿業 ■刊行にあたって 教学研究所所長 武内紹晃 |
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