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ブックレットNo.2
 真宗における社会倫理
  • 著者: 浄土真宗教学研究所編
  • 刊行年月: 2001/3
  • サイズ: A5判
  • ページ数: 115ページ
  • 価格: 本体600円+税
  • 出版社・取扱者: 本願寺出版社
  •  浄土真宗教学研究所に特設した「社会倫理研究部会」による1998年度から1999年度までの研究成果を収録。






■教学研究所ブックレットの刊行にあたって   浄土真宗教学研究所長    大峯 顯
                       浄土真宗教学研究所前所長  石田慶和
■プロローグ                 川村覚昭
■人間形成の視点から             川村覚昭
  はじめに
  人間形成とは何か
  意味空間としての世界と人間形成
  真宗の社会倫理の問題
  真宗信心と社会倫理
■思想史の視点から              平田厚志
  はじめに
  信長の自己神格化の波紋
  三木清における危機の自覚
  超越性の根拠を求めて
■戒律の意義の視点から            龍口明生
  はじめに
  釈尊の定められた教団規則(戒律)の性格
  教団規則制定の意義
  「戒律」にもとづく生活
  制戒の意図と真宗教団
  日常の宗教的生活
■仏教の無我説の視点から           内藤昭文
  はじめに
  仏教倫理の視点
  三つの判断基準
  無我説からの視点
  「真宗における倫理」への視点
■願生浄土の視点から             井上善幸
  はじめに
  仏教と倫理
  往生、成仏の因としての善業
  善悪のふたつ、総じてもって存知せざるなり
  願生浄土と真宗の社会倫理
■信心の社会性の視点から           宇野恵教
  はじめに
  現代思想としての仏教の無我思想
  問われる釈迦性から踏み出す社会性へ
  浄土真宗の救い
  真宗僧侶・門徒の社会的実践
■あとがき                  内藤昭文