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念仏と流罪
 承元の法難と親鸞聖人
  • 著者: 梯實圓、平松令三、霊山勝海
  • 刊行年月: 2008/12
  • サイズ: B6判
  • ページ数: 160ページ
  • 価格: 本体800円+税
  • 出版社・取扱者: 本願寺出版社
  •  2007年に開催された「承元の法難八百年 特別講演会」の記録集。






■はじめに   教学伝道研究センター所長 上山大峻
■第1回「法然聖人の念仏思想―とくに承元の法難をめぐってー」  梯 實圓
  はじめに
  法然聖人に対する批判
  法然聖人の教えを聞く人々の反応
  偏執・偏頗の教え
  法然聖人の回心
  選択の教え
  聖道門と浄土門
  法然聖人の『観経』観
  大悲の必然としての浄土門
  質疑応答
■第2回「法難と流罪」   平松令三
  はじめに
  貴族の仏教から庶民の仏教へ
  天台座主からの叱責と法然聖人の釈明
  七箇条制誡と門弟百九十名の署名
  興福寺奏状と朝廷側の対応
  後鳥羽上皇後宮の不倫スキャンダル
  四人の死罪と六人の流罪執行
  赦免後の聖人の行実とその意義
  質疑応答
■第3回「赦免以後の宗祖の教化」   霊山勝海
  はじめに
  書簡の所要日数
  往復書簡として現存するもの
  聖人の肖像画
  銭受領のこと
  書簡に見える原始教団の諸問題
    「如来とひとし」「弥勒とおなじ」
    造悪無碍計
  質疑応答
■おわりに