目 次 ・ 収 録 内 容 |
■刊行にあたって 浅井成海 ■身近な自死と社会的対応―仏僧、仏教界への期待― 清水新二 はじめに 1.自殺者3万人時代 2.地域における身近な自死 3.自死問題に関する基本的視点 4.悩みやストレス相談の重要性 5.自殺対策基本法 6.自殺への流れと防止対策 7.悲しみをしっかり悲しむことの大切さ 8.“封印された死”と“こころの牢獄” 9.仏僧・仏教界への期待 ■自死遺族の立場から 尾角光美 ■本願寺「自死問題実態調査」の分析結果から 日野慶之 1.はじめに 2.自死問題実態調査の目的 3.自死問題実態調査の内容と今回の報告内容 ■自死(自殺)という“いのち”の問題 ~御同朋として生きるということ~ 藤澤克己 はじめに 1.“いのち”の問題として 2.自殺対策とは生きる支援 3.「死にたい気持ち」と「縁起の法」 4.「御同朋」として生きる 5.自殺対策で“めざすもの” 6.「自殺対策に取り組む僧侶の会」 7.「自死の問い・お坊さんとの往復書簡」 8.いのちの日いのちの時間(法要) 9.「大切な人を亡くしたときの手引き」 ■自殺予防を遺族の立場から考える 石倉紘子 1.自死遺族になった 2.遺された人の感情 3.遺族は様々、抱えている問題、立場、関係性の違い 4。語り、分かち合うことの意義 5.回復する力 6.「こころのカフェ きょうと」では 7.参加しての感想 8.失敗もさまざま 9.人間らしく生きるためにはどんな社会ならいいの? 10.自殺後に残された遺族の権利宣言 ■パネルディスカッション 遺族支援の現状 遺族支援の社会的課題 「僧侶でもできること」と「僧侶だからできること」 死を共有する存在としてのお坊さん “死”の意味づけ 遺族との関わり 遺族ではない人が遺族の気持ちを共有できるか 僧侶・寺院の可能性 仏教では自死をどう捉えるのか ■付録 本願寺「自死問題実態調査」結果報告 ■あとがき 野呂 靖 |
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ブックレットNo.18 自死とわたしたち~さまざまな課題にむきあって~ |