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ブックレットNo.20
 自死、遺された人たち(2)~求められる宗教者の役割~
  • 著者: 教学伝道研究センター編
  • 刊行年月: 2010/12
  • サイズ: A5判
  • ページ数: 120ページ
  • 価格: 本体800円+税
  • 出版社・取扱者: 本願寺出版社
  •  自死問題を遺族とともに僧侶がどう取り組むべきか。2009年度に開催された講演会「別離の悲しみを考える会」の記録集。「リメンバー名古屋自死遺族の会」代表幹事 鷹見有紀子(たかみ・ゆきこ)さん、聖学院大学大学院教授で自死遺族ケア団体全国ネット代表の平山正実(ひらやま・まさみ)さんの講演を収録。






■刊行にあたって   佐々木惠精
■第3回 別離の悲しみを考える会
 自死遺族のサポート方法
   講演 鷹見有紀子
    はじめに
    1.リメンバー名古屋自死遺族の会とは
    2.グリーフケア(グリーフサポート)概論
    3.死別とは
    4.心と体の変調
    5.「悲嘆」をどうとらえるか
    6.悲嘆の反応はいつから起きるか
    7.通夜・葬儀の実際
    8.死別直後の遺族に対して
    9.自死の遺族へのサポート方法
    10.自死の直後の遺族に対して
    11.通夜・葬儀のときに
    12.ご法話についてのお願い
    13.死別直後の遺族に理解しにくいご法話の例
    14.苦痛を増したお寺様の言葉
    15.苦痛を増した周囲の言葉
    16.お寺様にしかできないこと
    質疑応答
■コラム① 鷹見さんの講演をうけて
  「お坊さんにできること」   藤丸智雄
■第4回 別離の悲しみを考える会
 悲しめる人とどう向きあうか~遺族を支援するための心得~
   講演 平山正実
    はじめに
    1.自殺問題の難しさ~二次被害~
    2.宗教による二次被害
    3.自殺と自死
    4.自死者の名誉回復宣言
    5.遺族ケアについて~仏教者への要望~
    6.悲しみの外在化
    7.二次被害の回避とその留意点
    8.支援者の資質
    質疑応答
■コラム② 平山先生の講演をうけて
  「何もできない…、それでも何か…、と葛藤する態度」 武田慶之
■巻末資料
  ・困ったときの相談窓口
  ・自死遺族を支える人たち
  ・おすすめの本
■あとがき   武田慶之