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みんなで称える親鸞さまの詩ー「宗祖讃仰作法」和讃解説ー
  • 著者: 浅井成海、満井秀城
  • 刊行年月: 2011/4
  • サイズ: 新書判
  • ページ数: 164ページ
  • 価格: 本体400円+税
  • 出版社・取扱者: 本願寺出版社
  •  親鸞聖人750回大遠忌法要では、新たに制定された「宗祖讃仰作法」「宗祖讃仰作法 音楽法要」がおつとまりになりました。本書は、その宗祖讃仰作法に依用の和讃を解説しています。






■『大無量寿経』のこころ―『宗祖讃仰作法』和讃解説①―   浅井成海
  「正信偈」のおこころをあらわす和讃 <如来の作願をたづぬれば>
  深い闇の私に届く「光といのち」 <超世無上に摂取し>
  光の中で深く強く生き抜く <無碍光仏のひかりには>
  念仏申すとは名号を聞くこと <十方諸有の衆生は>
  信心の内容を明かす三つの心 <至心・信楽・欲生と>
  信心をいただく者の積極的な生き方 <真実信心うるひとは>
  阿弥陀さまとお釈迦さまのおはたらき <如来興世の本意には>
  念仏の大海を歩み続ける <名号不思議の海水は>
  光明と名号が無明を破る <無礙光如来の名号と>
  遇うことが難しい教えに遇う <一代諸教の信よりも>
■七高僧さまの伝統から―『宗祖讃仰作法』和讃解説②―   満井秀城
  「ご恩がわかる人に」という願い <本師龍樹菩薩の>
  「一心」を示し仏意を明らかに <天親論主は一心に>
  真実を求める価値観への転換 <本師曇鸞和尚は>
  確かな依りどころ <本師道綽禅師は>
  お釈迦さまの言葉にしたがい本願にしたがう <大心海より化してこそ>
  「結果」から示された他力の信 <本師源信ねんごろに>
  阿弥陀さまの真実の「選び」 <智慧光のちからより>
  阿弥陀さまから向けられた善根 <南無阿弥陀仏をとけるには>
■信心の利益をいただく―『宗祖讃仰作法(音楽法要)』和讃解説―   満井秀城
  阿弥陀さまのみ手に抱かれて <十方微塵世界の>
  光明は見えずとも常に私に <煩悩にまなこさへられて>
  流転の迷いを超えて生きる <五濁悪世のわれらこそ>
  夢で告げられた本願の真実 <弥陀の本願信ずべし>
  すべて本願力のはたらき <弥陀の回向成就して>
  常に報謝のお念仏を <弥陀大悲の誓願を>
  悲しみの底にある尊い温もり <如来大悲の恩徳は>
■あとがき