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本願寺音御堂2016 事前講習会 レポート

「第25代専如門主伝灯奉告法要記念 本願寺音御堂2016」に向けた「事前講習会」を、2016年5月23日(月)に開催しました。音御堂で演奏する合唱曲(全6作品)の歌い方や練習の仕方、歌詞のお味わいなどを学ぶ、3時間の講習会。合唱団の指導者や代表者、伴奏者を含め、遠近各地より59名の方が参加されました。

歌唱指導の講師として、2015年度御堂演奏会指揮者の安藤常光さん、同会伴奏者の西村祐利子さんをお招きし、解説は当所仏教音楽・儀礼研究室長の福本康之が担当しました。

各楽曲の解説においては、まず全員で歌詞を音読。講師から、メロディーに乗せて歌う前に、ひとつひとつの言葉を味わい、気持ちを込めて歌詞を読む習慣をつけることが勧められました。

続く歌唱指導では、腹式呼吸の方法、日本語の歌詞を発音する際のコツといった具体的なアドバイスを交えつつ、各楽曲の留意点を丁寧に確認。メモを取り、楽譜に書き込みをしながら真剣に受講する参加者に、講師陣も熱の入った指導でこたえます。学んだ内容を持ち帰り、普段の練習に活かせるように、重要なポイントを何度も繰り返し練習しました。最後まで集中力を切らさず取り組む様子からは、仏教讃歌に対する参加者の強い思いが伝わってきました。

今後も、開催時期や回数、内容などを検討し、より充実した講習会となるよう検討を重ねて参ります。

参加者の声-当日のアンケートから-

・分かりやすく熱心な指導により、楽しく練習できた

・歌詞の意味をわかって歌うことができ、有意義だった

・今後も仏教讃歌を通しておみのりの味わいを深めたい

・半年に1回程度開催してほしい

 

◆事前講習会の取材記事が、本願寺新報(6月10日号)に掲載されました。こちらも合わせてご覧ください

→伝灯奉告法要 音御堂(11月17日)に向け本山で講習「第1シラブル大切に!」『本願寺新報』2016年6月10日号