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2014年度 初めて学ぶ「正信偈」講座 報告

浄土真宗の聖典を初めて学ぶという方々にもわかりやすい講座を開き、多くの人に浄土真宗の聖典に親しんでいただきたいという思いから、本年度も8月23日(土)・10月25日(土)の2回にわたり、本願寺聞法会館の研修室におきまして「初めて学ぶ〈正信偈〉講座」を開催しました。8月23日には49名、10月25日には82名の方々が講座に参加され、多くの方々とともに「正信偈」を学ぶことができました。

1時間半という限られた時間ではありましたが、スライドを用いた形式で講座が進められ、写真や絵が多く用いられたので、受講者のみなさまには楽しんで講座を受けていただけたものと思っています。

 

8月の部では「正信偈」の前半部分の「依経段」、10月の部では後半部分の「依釈段」中心の講座としました。どちらの講座も同じように「正信偈」全体の構成を学びながら、それぞれ焦点となるところを変えることによって、限られた時間の中で、より充実した講義ができるように配慮しました。

時間の都合上、一字一句を読み解くのではなく、概略的にお話する場面もありましたが、受講者のみなさまが講師の言葉に耳を傾け、ご自身の理解を深めようとする姿が印象的でした。また、アンケートを見ていますと、講座名に「初めて学ぶ」とあることを受講理由として挙げておられる方が多数おられ、学びの場を求めておられる方が多いことも実感しました。

 

今後も、このような受講者のみなさまの姿勢に応えるべく、講義の内容、回数、時間のバランスなど、「初めて学ぶ」というコンセプトは守りながら、受講者のみなさまが「しっかりと、よく学べた」と思えるような講座を目指して、研鑽を重ねていきたいと思います。

 

 

参加者の声-当日のアンケートから-

  • ・一つ一つ丁寧に話されていたのでスライドと並行して理解しやすく学びやすかった。
  • ・スクリーンに映されたスライドをプリント配布されたのでよかったです。
  • ・自己流で複数の書物を読んで正信偈を理解してきたつもりですが、本日の講師の説明がわかりやすく良かった。