- 著者: 梯實圓、福間光超
- 刊行年月: 1996/11
- サイズ: A5判
- ページ数: 141ページ
- 出版社・取扱者: 本願寺出版社
- 絶版
- 蓮如上人500百回遠忌法要を前に刊行。当時の社会に多大な影響をおよぼしたイノベーション(変革)の先駆者、蓮如上人。その身命をかけた伝道の姿に学ぶ。
目 次 ・ 収 録 内 容 |
■口絵 蓮如上人御影(本願寺蔵) 蓮如上人筆六字名号(本願寺蔵) 蓮如上人穣状(本願寺蔵) 蓮如上人御文章(本願寺蔵) 親鸞聖人・蓮如上人連座御影(本願寺蔵) 同裏書(本願寺蔵) ■発刊にあたって ■蓮如上人の教え 梯 實圓 お筆始めの御文章 御文章の述作 信心と称名 信心正因・称名報恩 如来回向の行信 信心正因の意義 念仏往生と信心往生 覚如上人の信因称報説 報恩の称名 称名正定業から称名報恩へ 称名報恩の意義 【御文章への窓―攻めの伝道】 吉崎進出と御文章 聖人一流の御勧化のおもむき 大坊主を攻撃する 改悔・懺悔 六字釈のこころ 名号を聞く 六字釈の伝統 蓮如上人の六字釈 助けたまう阿弥陀仏 機法一体のいわれ 『安心決定鈔』の機法一体説 蓮如上人の機法一体説 「たのむ」ということ 親鸞聖人の「たのむ」について 蓮如上人の「たのむ」 「たすけたまへ」について 御再興の上人 鎮西浄土宗と「たすけたまへ」 「たすけたまへ」の依用 否定的用法としての「たすけたまへ」 如来と衆生の呼応 肯定的用法としての「たすけたまへ」 「たすけたまへ」の強調 【御文章への窓―異義批判】 物取り信心 本願寺一族を批判する 上人の攻撃目標 ■蓮如上人の生涯と事跡 福間光超/金龍 静 本願寺の歴史 大谷廟堂 本願寺の創立 本願寺教団の不振 【真宗史の窓―架空対談】 蓮如上人の本尊観 蓮如上人の誕生と生い立ち 誕生 継母 得度 結婚 窮乏生活 修学 【真宗史の窓―架空対談】 蓮如上人の妻と子供たち 継職と伝道の開始 継職 祖意にかえる お名号 御文章 「正信偈和讃」の開版 寄合・談合 寛正の法難 【真宗史の窓―架空対談】 御文章の諸問題 吉崎坊舎の発展 吉崎へ移住 吉崎坊舎の発展 領主の圧迫 掟 【真宗史の窓―架空対談】 吉崎考 加賀一向一揆の勃発 北陸門徒と一揆 一向一揆と蓮如上人 吉崎の退出 【真宗史の窓―架空対談】 一向宗と一向一揆 山科本願寺の建立 寺地の寄進 諸堂の建立 真宗諸派の帰参 【真宗史の窓―架空対談】 他派との相違 大坂御坊の建立とご往生 引退 大坂御坊の設立 大坂御坊時代の教団発展 ご往生 【真宗史の窓―架空対談】 蓮如上人の六字名号 ■附編 蓮如上人略系譜 蓮如上人略年譜 ■あとがき |
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